COLUMN
AGAとは「男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)」のことで、成人男性に多く見られる進行性の脱毛症です。年齢に関係なく起こりやすく、男性の脱毛症の中で最も多いタイプです。
主な症状としては、生え際(特にM字部分)や頭のてっぺん(つむじ周辺)から髪のボリュームが徐々に減り、地肌が目立つようになります。
日本人男性のおよそ30%にこの傾向が見られ、推定で500万〜1000万人が治療を希望していると言われています。
AGAは、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因とされており、自然に進行していくため、できるだけ早めに治療を始めることが大切です。
AGA(男性型脱毛症)は、抜け毛の進み方に特徴があります。
生え際がM字型に後退していく「M型」や、頭のてっぺん(頭頂部)から薄くなる「O型」など、進行のパターンがはっきりしているのが特徴です。
このAGAの進行パターンは、「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる基準で分類されています。これは1942年にアメリカのノーウッド医師が改良したもので、今では薄毛の進行度を判断する一般的な目安として広く使われています。
AGAは、自己ケアだけで改善するのは難しいとされていますが、現在では高い効果が期待できる治療法が確立されています。
進行を食い止める飲み薬や、発毛を促す塗り薬など、専門のクリニックや医療機関では症状に応じた治療を受けることができます。
また、頭皮に直接薬を注入する治療などもあり、体質や脱毛の進行度に合わせて、最適な方法を選ぶことが可能です。
AGAの改善を目指すなら、まずは専門のクリニックに相談することが、第一歩となります。
AGAかどうかを正確に判断するには、医療機関での診察が必要ですが、簡単なセルフチェックで可能性の有無をある程度知ることができます。
もし、下記の項目のいずれかに心当たりがある場合は、AGAの可能性があるため、できるだけ早めにクリニックで相談することをおすすめします。
✓ 朝起きると、枕にたくさんの髪の毛が落ちていることがある
✓ シャンプー中に抜け毛が目立つようになった
✓ おでこが広くなってきたように感じる
✓ M字部分の薄毛が進行している
✓ 頭のてっぺんが少しずつ薄くなってきた
✓ 髪にハリやコシがなくなり、元気がなくなってきた
✓ 髪全体のボリュームが減ってきたと感じる
✓ 家族に薄毛の人がいて、遺伝的に気になっている
✓ 生え際に細くて短い毛が増えてきた
✓ 脂っこい食事をよくとる傾向がある
✓ 頭皮にかゆみを感じることがある
✓ 喫煙習慣がある
✓ 普段からストレスや精神的な負担を感じることが多い
浜松中央クリニック 院長
佐藤 徳哉
日本美容外科学会 正会員
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