COLUMN
薄毛と言えば男性の悩みと思われがちですが、実際は女性の薄毛も増加傾向にあります。しかし、その多くはゆっくりと進行するため、気づいたときには昔のようには戻らないと感じる方も少なくありません。
女性の薄毛で最もよく見られるのが「びまん性脱毛症」です。頭皮全体がまんべんなく薄くなるタイプで、特に頭頂部や分け目の地肌が目立ちやすく髪の毛の1本1本も薄くなり、全体のボリューム感が失われていくのが特徴です。
男性のように生え際が後退するわけではない為、最初は「スタイリングが決まらない」「最近髪全体がペタンコになりやすい」など、小さな違和感から始まります。
女性の薄毛は、ひとつの原因だけで起こるわけではありません。以下のように、複数の要因が重なり合って進行します。
気づいたときこそ、ケアのはじめ時です!
髪の悩みは、早期に対処することで進行を防ぐことが可能です。小さな違和感を放置せず気づいた時こそケアを始めるチャンスです。
・栄養バランスの整った食事
・十分な睡眠、ストレスケア
・頭皮マッサージや、正しいヘアケア
そして、医療のサポートを取り入れる選択も有効です。
スピロノラクトンは、もともと高血圧などの治療薬として使われていましたが、女性の薄毛治療にも効果認められています。
特に、ホルモンバランスの影響を受けやすい更年期以降の薄毛には、スピロノラクトンが有効な選択肢となることがあります。
ただし、内服薬には副作用や注意点もある為、医師の診察のもとで適切な処置を受けることが大切です。
薄毛は、誰にでも起こりうる自然な変化です。大切なのは気づいたときにすぐ行動することです。生活習慣を見直し、必要に応じて専門医に相談することで、髪の状態は改善していく可能性があります。
鏡を見て少しでも違和感を感じたら、それはあなたの体からのサインかもしれません。今こそ、自分の髪としっかり向き合うタイミングです。
浜松中央クリニック 院長
佐藤 徳哉
日本美容外科学会 正会員
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